目黒区自由が丘にて、マルセル、ゴーチェ、大塚和子のビスクドール。

買取品詳細

スタッフから一言

東京都目黒区自由が丘にて、アーモンド・マルセル、ゴーティエ（ゴーチェ）、大塚和子のビスクドール、西洋人形などをお売りいただきました。

不動産会社さんのご紹介で、遺品整理でお呼びいただきました。お母様が生前大切にされていたというビスクドールや西洋人形をお売りいただきました。ビスクドールは19世紀はじめにフランスで生まれた素焼きの頭部を持つ人形との事で「ニ度焼き」を意味する「ビスキュイ」が語源となっているようです。ビスクドールはコレクターの方が多く存在し、高額となるものが多くございます。本日お売りいただいたビスクドールは、アーモンド・マルセル、ゴーチェ、大塚和子のものなど。いずれも首裏に刻印有り。マルセルはArmand Marseille 390（ドイツ製）、ゴーティエはF.G.（西ドイツ製） 、大塚和子はKAZUKO OTUKA 1980（日本製）。ゴーティエは1860年にフランスで創業した老舗メーカー。大きな瞳が特徴的なドールで、ファッションドールやベベドールのヘッド、パーツ制作していました。フランスの有名メーカーBruやA.Tなどにヘッドを供給していた、フランス最大のヘッドメーカーです。F.G.刻印は創業者であるFrancois Gaultier（1860～1916）の頭文字。残念ながら本品は片足が折れてしまっており、大変悲しい状態でした。アーモンド・マルセルは綺麗な深いブルーの瞳が魅力的で、横に寝かすと瞳を閉じるスリーピングアイです。アーモンド・マルセルはドイツのビスクドールの工房名で、1896年にエドマンド・ノッチとその妻であるエミリーが父親の家の一部屋を借りて人形工房を開いたのが始まり。本品のように390というタイプのものはアメリカでの需要拡大に大きく貢献し、アーモンド・マルセルの大ベストセラーとなり、制作され続けました。大塚和子は東京都生まれ。栃木県在住。彫塑を学び創作人形を経て1987年より約2年間古関くに子ビスクドール教室に通う、その後、米国D.A.G会員としてセミナー受講、1991年より独自の人形制作を続けている。国際人形コンクールにて3体のブルーリボン賞受賞。現在、米国D.A.G会員。大塚和子さんのビスクドールは状態が良かったです。全体的に衣類に虫食いや本体に汚れなどございましたが、どれも素敵なドールでしたので、全て買い取らせていただきました。素敵なお人形をまとめてお売りいただきありがとうございました。お母様の大切にされていたお人形さんたち、大切に次へと橋渡しさせていただきます。
六角堂では、ジュモー・ゴーティエ（ゴーチェ）・ブリュ・ステネール（スタイナー）・シュミット・ユレ・バロア・Ａ.テュイエ・Ａ.マルク・ケストナー・シモン＆ハルビック・シアーエレガンス・カマー＆ラインハルト・ホイバッハ・アーモンド　マルセル・Ｓ.Ｆ.Ｂ.Ｊ.・モリムラドールなどのビスクドールを強化買取りしております。古くて痛みや汚れのあるお人形でも、お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。